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ぜみっこり
子どもを愛するただの一般人が、
娘たちへの愛と研究欲が止まらなくなり、研究とブログが趣味と化してしまった教材オタクのブログです。

幼児版:「勉強しなさい」を止めたいのに止められない人へ

良くないと分かっているけど止められない「勉強しなさい!」

仕事や家事に追われている親からすると、なぜ言う事聞かないの?とイライラしてつい言葉に出してしまいます。

本記事では、「勉強しなさい」と言う場合と言わない場合のメリットとデメリットを探り、「勉強しなさい」を使わずに過ごす方法を紹介します。

理想の方法から、共働きで時間がない人向けの方法まで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

「勉強しなさい」と言うメリットとデメリット

まずは、勉強しなさい!のメリットデメリットを見ていきましょう。

「勉強しなさい」のメリット

私には娘が2人いますが、勉強についての意識がまったく違います。

長女は勉強が好きなのに対し、次女は親から指摘をしないと自ら机に向かうことはありませんでした。

大人も子供も言わないとできない人はいるわけで、事実「勉強しなさい」と言わないとしない子は大勢いるんです。

管理することで確実に勉強させられる

「勉強しなさい」と言うことで、親は子供の学習時間を管理しやすくなります。明確な指示を出すことで、子供が勉強に向かう時間を確保することができるのです。

特に小さい子供の場合、自分から進んで勉強する習慣がまだ身についていないため、親が積極的に勉強時間を設定してあげることは効果的です。

親の期待を伝えられる

「勉強しなさい」と言うことで、親が子供に対して学習に対する期待を明確に伝えることができます。

親の期待や希望が子供に伝わることで、子供は自分が大切にされていると感じ、努力する意欲が湧くことがあります。

「勉強しなさい」のデメリット

本当は「勉強しなさい」と言わないほうが良いなんて、私たち親はわかっているし、「勉強しなさい」のデメリットなんてきれいごとだとわかっています。

ただ、言わないほうが良いのは事実なので、「勉強しなさい」の言葉から卒業するために、あえてデメリットを確認していきましょう。

子供のやる気を削ぐ原因になる

「勉強しなさい」という言葉は、子供にとってプレッシャーになることが多いです。特に、勉強に対して興味や楽しさを感じていない子供にとっては、強制されることでやる気を失ってしまう原因となります。親の指示に従うだけで、自分の意志で勉強をするという自主性が育ちにくくなります。

勉強を嫌いになる原因になりかねない

頻繁に「勉強しなさい」と言われることで、勉強が義務的なものと感じられるようになり、勉強自体に対するネガティブな感情が芽生えることがあります。これにより、長期的に勉強を嫌いになり、将来的な学習意欲にも影響を及ぼす可能性があります。

「勉強しなさい」と言わない方法

「勉強をしなさい」と言わない方法と見出しにつけてはいますが、言わないことで勉強をしないのであれば意味がありません。

上記のNGワードを使わずに、机に向かわせる方法は大きく2種類に分かれます。その2つは、親が努力する方法とお金で解決させる方法です。

お金で解決できる方法と聞くと聞こえが悪く感じると思いますが、私は全くそうは思いません。

共働きが多い今の時代には当然の選択肢となります。

楽しみながら学ぶ方法

子供が勉強に対してポジティブな感情を持つためには、楽しさを感じられる学習方法を取り入れることが大切です。ゲームや遊びを通じて学ぶことで、自然と知識が身につきます。例えば、ひらがなを覚えるためのフラッシュカードや、足し算・引き算の簡単なゲームを利用することが効果的です。

褒めることの重要性

子供の努力や成果を認めて褒めることは、やる気を引き出すために非常に重要です。小さな成功体験を積み重ねることで、子供は自信を持ち、さらに頑張ろうという意欲が湧きます。具体的な行動を褒めることで、どのような努力が評価されるのかを子供が理解しやすくなります。

ご褒美制度の活用(デメリットあり)

ご褒美を設定することで、子供のモチベーションを一時的に高めることができます。例えば、勉強を一定時間行ったら好きなアニメを見せるなどのインセンティブを与える方法です。ただし、ご褒美に頼りすぎると、内発的な学習意欲が育たない可能性があるため、バランスが重要です。

一緒に勉強する

親子で一緒に勉強する時間を作ることは、子供にとって非常に励みになります。親が自ら学ぶ姿勢を見せることで、子供も自然と勉強に対する興味を持つようになります。共に学ぶことで、親子のコミュニケーションも深まり、子供が勉強に対してポジティブな感情を抱くようになります。

興味を引く教材を選ぶ

子供の興味や関心に合わせた教材を選ぶことは、勉強への意欲を高めるために効果的です。例えば、好きなキャラクターが登場するドリルや、興味を持っている分野の図鑑などを利用することで、自然と学習に向かうようになります。

幼児にはどこまで勉強が必要か?

幼児のうちから勉強はさせたほうが良い

そもそも、幼児のうちから勉強は必要なの?答えはYES。

親は知っているはずです。学歴や頭の良さ外観などの違いで人生の難易度が変わることを。

幼児のうちに最低限の勉強をしておくことで、小学生になったときに大きいアドバンテージを得ることができます。

入学準備として勉強が必要な理由
  • 小1でつまづくと将来大変だから
  • お勉強の習慣化は早い時期の方が楽
  • 小学校入学時のお勉強レベルは子によって2学年分の差が開いている

最低限必要な入学準備のお勉強

小学生になるまでに、どこまで勉強させる必要があるのかを紹介します。

以下に記している目標は低い設定にしています。理由は、目標が高すぎるとそもそも嫌いになるほど勉強をさせる可能性があるからです。

幼児お勉強目標例
  • 勉強を楽しいものだと認識させる
  • お勉強を習慣化させる
  • ひらがなの読み書きができる
  • カタカナを少し読める
  • 1から100まで数えられる
  • 1桁の足し算引き算ができる

小1で習うことと、出来ないと困ること

小1で一般的に習う教科は以下の通り。

  • こくご
  • さんすう
  • せいかつ

こくごは簡単な漢字まで、さんすうは2桁の足し算引き算と簡単な図形などまで習う事になります。

小学1年生は、生まれた月(3月と4月だと約1歳違う)や、お勉強をさせていたかどうかで、2学年の差がついているとも言われています。

具体的に言うと、入学時には、かけ算出来る子もいればひらがな読めない子もいるようです。入学時点でお勉強苦手だと感じてしまうと、自然と勉強が嫌いになってしまいます。

お勉強を覚えるスピードは子供によって違いますが、優先したいのは「授業がわからない」にさせないこと。

小学1年生で勉強がキライになる子がいるとすれば、ハッキリ言って子供ではなく親の責任です。

小学校に入学したときに、自分は勉強が得意かも?と勘違いさせるのが、勉強を好きにさせることになります。

勉強しなさいと言わないでも子供が勉強する環境作り

具体的に「勉強しなさい」から卒業したくありませんか?本当に解決したいのであれば環境作りが必要です。

「勉強しなさい」と言わないでも、子供が机に向かう環境作りを進めていきましょう。

親子で一緒に学ぶ時間を作る

子供のうちに勉強をしておくことで人生を有利にすすめることができることを親は知っていますが、幼児に理解させるのは簡単なことではありません。

勉強をする意味を理解できていない幼児が勉強をしたいかどうかは、結局楽しいか楽しくないかの判断になります。

そんな幼児にとって勉強を楽しい遊びにさせる最強の方法は、親子で一緒に楽しむことです。

時間が足りない人にとっては難しい方法ですが、子供に勉強を楽しませる理想の方法を見ていきましょう。

親の学習姿勢の重要性

親が自ら学ぶ姿勢を見せることで、子供にとって勉強が自然なことと感じられるようになります。親が読書をする姿や、新しいことを学んでいる姿を見せることで、子供も勉強に対して興味を持ちやすくなります。

一緒に学ぶことでのメリット

親子で一緒に学ぶことで、子供は安心感を持ちながら勉強に取り組むことができます。また、わからないことをすぐに質問できる環境が整うため、学習の効率も向上します。

子供の興味を引く学習方法

昆虫が好きな子にとって昆虫図鑑を見ている時間は楽しい時間で、お花が好きな子にとって日々の水やりも楽しい時間ですよね。

ここでは、子供の興味につなげることで、自然と勉強がすすむ方法を紹介します。

ゲーム感覚で学ぶ

学習をゲーム化することで、子供が楽しみながら勉強に取り組むことができます。例えば、ポイント制のクイズや競争形式のドリルを利用することで、自然と勉強に向かうようになります。

実生活に結びつける

勉強を実生活に結びつけることで、子供が学んだことを実感できるようにします。例えば、買い物の際にお金の計算をさせる、料理を通じて計量の概念を教えるなど、日常生活の中で学びを取り入れる方法です。

勉強を習慣化させる方法

勉強の習慣化が理想でありゴールです。

歯磨きをしないと気持ち悪いように、勉強を習慣化させましょう。

日常の中に勉強の時間を組み込む

毎日の生活の中に勉強の時間を組み込むことで、勉強が自然な習慣となります。例えば、夕食後に30分間の勉強時間を設けるなど、規則的に勉強する時間を

設けることで、勉強が生活の一部として定着します。最初は短い時間から始め、徐々に増やしていくと良いでしょう。習慣化することで、子供は抵抗なく勉強に取り組むようになります。

小さな成功体験を積ませる

勉強の成果が感じられるように、小さな目標を設定して達成させることが重要です。例えば、ひらがなを一文字ずつ覚える、足し算を10問解くなど、達成可能な目標を設定し、それをクリアすることで成功体験を積ませます。このような成功体験が自信を育み、さらなる勉強意欲を引き出すことに繋がります。

まとめ

「勉強しなさい」から卒業する必要があることを理解して、「勉強しなさい」にバイバイするため、親が努力する方法・お金で解決する方法をお伝えしました。

あとは、どちらかの方法を実践し、習慣化させるだけです。

勉強しなさいと言わないことの重要性

「勉強しなさい」と言わないことは、子供の自主性を育むために非常に重要です。

強制的に勉強させるのではなく、子供自身が学びたいと思える環境を整えることが、長期的な学習意欲の向上に繋がります。子供が自分のペースで学びを進めることで、勉強が楽しいと思えるようになるでしょう。

子供にも親にも負担のかからない勉強方法を取り入れよう

勉強は子供にとっても親にとっても楽しい時間であるべきです。強制的な「勉強しなさい」は、お互いにストレスを感じる原因となります。親子で一緒に学び、楽しみながら勉強することで、自然と学習意欲が高まります。子供の興味を引く教材や学習方法を取り入れ、日常生活の中で学びを実践することで、勉強が生活の一部となるようにしましょう。

以上の方法を実践することで、「勉強しなさい」と言わなくても子供が自ら進んで勉強する環境を作り上げることができます。子供の成長を見守りながら、無理のない範囲で学びをサポートしていきましょう。

親が努力して「勉強しなさい」をなくす方法

勉強しなさいを理想的になくす方法は、毎日一緒に楽しくお勉強することです。

この方法だと、親子の絆も強くなり、子供にとっての勉強が遊びよりも楽しい時間になります。

毎日時間をつくることは実際とっても大変ではありますが、時間に余裕のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。

「勉強しなさい」をお金で解決する方法

共働きが当たり前の時代に、実際に毎日することを増やすのはとても大変ですし、きれいごとだと感じてしまいます。

一番楽で、「勉強しなさい」をなくすことに再現性が高いのは、通信教材を利用することです。

幼児に向けた通信教育教材は、遊びに近い内容で月にかかる費用も1,000円から3,000円ていどで高くありません。

大事なのは理想ではなく、実際に「勉強しなさい」と言わなくても勉強する環境を習慣化させることです。

こどもちゃれんじをはじめとするオススメ通信教育については、幼児におすすめの通信教育の記事を見て下さい。

子供の未来のために、より多くの子供たちが勉強を好きになれますように。

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